特急にちりん乗車記

皆さんこんにちは!タマスラです。

 

二本連続投稿ということで張り切って書いていきたいところです!(ちなみに謎にハイテンションで書いています。もしかしたら後で恥ずかしすぎて消す可能性がありますが、気にしないでください…)

 

今回は、私がおよそ2年前に乗車した特急にちりんという列車について紹介していきたいと思います。

 

特急にちりんは、宮崎県の宮崎空港駅大分県大分駅を結ぶ特急列車です。また、一日に一往復、特急にちりんシーガイアという列車もありますが、そちらについては宮崎空港駅と福岡県の博多駅を結ぶ列車です。ちなみに、にちりんシーガイアについては定期の特急列車の中では日本で最も長い距離を走る列車であり、なんと所要時間が5時間45分です。宮崎駅から乗車でお急ぎの方であれば、宮崎駅から鹿児島中央駅まで特急きりしまという列車に乗り、鹿児島中央駅から博多駅まで新幹線に乗る方が早いです。ゆっくり電車に揺られて旅したい方であればおすすめです。

 

余談はここまでにして…。特急にちりんについてですが、途中で宮崎県の主要都市である宮崎や日向、延岡と、大分県の主要都市である佐伯や臼杵と言った街の主要駅に停まります。日豊本線という路線を走りますが、東九州の主要駅に停まるため、特急にちりんについては東九州の方にとって重要な列車になると思います。

(下の写真は途中停車駅の臼杵駅です。好きをハートマークにした駅名看板ですが、最初見た時思わず2度見して、すぐに写真に収めました)


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用いられている車両は以下のもので、主に787系車両が使われております。

恐らく九州を鉄道で旅したことがある方であれば、よく見た車両だと思います。


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内装は以下のとおりとなっています。普通車自由席に乗りましたが、特に苦痛に感じることなく乗車できました。


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因みに、この特急にちりんについては「宗太郎越え」という有名な山越え区間を走ります。

それは宮崎県延岡市延岡駅から大分県佐伯市佐伯駅の移動の時に途中で通ります。

 

じつはこの区間、なんと1時間ノンストップで走ります。そんなにかかるの…と、最初乗ったときはぞっとしましたが、たまたまこ区間に乗ったときはゆっくり寝ていたので、あまり苦痛に感じませんでした(笑)。

 

もちろんこの間にも途中通過駅はいくつかあります。宗太郎というのは、この途中通過駅の一つである駅名です。ちなみにこの途中通過駅こそ、日本有数の秘境駅でもあります。

 

というのも、佐伯ー延岡間については日豊本線の中でも需要が特に少ない区間であるため、普通の各駅停車がなんと1日に朝と夕方の2本しか走っていないのです。そのため、一度降りたら、最悪そこで一夜を明かさなければならないこともあります。

用いられている列車については、なんと先ほど紹介した車両になります。各駅停車なのに特急車両が使われているとは、なんともシュールなものです。もし、秘境駅探訪が好きな方は、この区間を各駅停車で乗車して挑戦してみてはいかがかと思います(笑)。

 

今回はここまでにします。コロナが落ち着いたら、また東九州に行ってみたいですね。