岡山県屈指の絶景スポット・牛窓の紹介

皆さんこんにちは!タマスラです!

 

さていよいよお盆ですね!今年はコロナ禍の影響で、なるべく県をまたぐ移動をするなと言われていますので、なかなかお出かけが出来ずにお悩みの方もいるでしょう。

このブログでは旅先の紹介をしていますので、疑似旅行と言えば聞こえがいいのですけど、読んでいただいて少しでも旅情を味わっていただけたらと思います。

 

さて、今回紹介するのは、岡山県にある牛窓というところです。


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牛窓とは、岡山県瀬戸内市にある街の名前で、岡山県の東寄りになります。2004年に牛窓町長船町邑久町と合併して今の瀬戸内市となりました。場所でいうと、瀬戸内市の沿岸部になります。

 

この牛窓ですが、リゾート地として有名であり、景色がとてもきれいなところです。あまりにもきれいな景色から「日本のエーゲ海」と呼ばれるほどです。


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上は牛窓にあるオリーブ園の展望台から撮ったものです。奥に見えているのがオリーブの栽培で有名な小豆島となっています。

最初ここに来たときは、澄み切った空や海、更に緑色の島々のコントラストに思わず息をのみました。今まで瀬戸内海の景色は数多く見てきましたが、牛窓はその中でも最もきれいだと思いました。リゾート地として人気なのもうなずけます。

 

また、オリーブの栽培が有名であり、小豆島と合わせて二大生産地とされています。

 

牛窓の観光地としては牛窓オリーブ園というところがあります。オリーブの製品が売り出されており、その中で私はオリーブソフトなるものを食べました。オリーブのにおいがして、なおかつクリーミーでなかなかの美味でした。牛窓を訪れたらぜひ味わっていただきたい味です。


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なお、今回は車で訪れましたが公共交通機関でも訪れることが出来ます。ただし、本数があまり多くなく、電車で西大寺駅邑久駅からバスに乗り換えないといけません。

参考までに下に岡山駅から牛窓までのルートを載せますので、こちらをご確認ください。

www.google.com

 

私は瀬戸内海の景色は断然夏をお勧めします。今でしたら写真のような絶景を眺めることが出来ます。もし、岡山県に行く機会がありましたら、ぜひ牛窓を訪れて欲しいと思います。ただし、今年行かれる際にはマスクの着用や手指消毒など、感染予防をしっかりして訪れてみてください。今年無理でもまた来年訪れようということであれば、ぜひ夏に訪れてみてください。

 

今回はここまでにします。最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の投稿でお会いしましょう!

47JIMOTOフラペチーノ レビュアーズ

皆さんこんにちは!タマスラです。

 

今回はあることに初挑戦したいと思います。

 

それは食レポです!

 

今までご当地グルメのご紹介はしたことがありますが、それも観光地紹介でちょろっと挙げただけで具体的な食レポというものはしたことがありませんでした。

 

今回は観光地の紹介ではなく、純粋に食したもののレポートだけをしたいと思います。

 

今回食したものは、ずばり47JIMOTOフラペチーノです!

47JIMOTOフラペチーノはスターバックスが6月30日から8月3日までの間、全国47都道府県にある店舗で、その都道府県限定のフラペチーノを売り出したというものです!要はご当地限定品なので、そのフラペチーノを飲みたければ、対象となる都道府県の店舗まで行かないといけないのです。

 

昨今のコロナ禍の影響もあって、あんまり長距離の移動が出来なかったため今回紹介するのは4つと極めて少ないです。が、どのフレーバーも印象に残るものばかりでしたので、張り切って紹介します!

 

(1)広島限定 瀬戸内レモン&シトラスじゃけえフラペチーノ

まずは広島県限定です。これは福山市にあるJR福山駅店で頂きました。

写真は以下のとおり。


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見た目と名称から察する通り、めっちゃ酸っぱかったです!

まず最初に飲んだ時、レモンの酸味がぐっと来ました。そしてその後にシトラス特有のミントっぽいにおいがして、まず受けた印象としては目が覚めたわってものでした。

実は私自身、酸味が苦手なので、最初飲んだ時はうわあ…って感じでしたが、上に乗っかっているクリームと中和したら何とか飲み切ることが出来ました。

 

眠気マックス時には相当効くものだと思いますので、モンスターに頼っている方はぜひ飲んでみてはいかがでしょうか?

まあ、酸っぱいものが好きな方にはたまらない味だったと思いますし、苦手な私のような方でもちゃんと飲める味だったのでお勧めです。

名前もじゃけえって入っていて、ほんとに広島カラー満載のものでしたね。色も赤かったのですが、カープカラーを意識したのでしょうか。

(そういやじゃけえって広島県全域で使うのでしょうか?個人的には広島県福山市辺りで使われている印象がありますが、広島市のような広島県西部では使われているのか疑問に感じました)

 

(2)岡山限定   でーれーフルーツサンシャインフラペチーノ

お次は岡山県限定です。

 

岡山市中区の西川原・就実駅からすぐのところにあるけやき通り店で頂きました。

実はこの店が、岡山県限定のフレーバーを考案されたそうです。その為かどうかは知りませんが、県外ナンバーの車が多くあった印象です。

 

中には桃の果肉が入っており、第一印象は甘酸っぱくておいしいでした!

広島県限定に比べると酸っぱくはなく、甘いという要素が大きかった印象がありました。


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飲むたびに桃の果肉が中に入っていきました。岡山駅で売っている白桃ジュレを彷彿とさせる味でした。さすがは果物王国・岡山ということもあってなかなかに美味しかったです。上のクリームとも相性ばっちりでした!

(余談ですが、「でーれー」って言葉使っている岡山県の方にお会いしたことがないのです。結構古い方言かもしれないのかな…。確か、「もんげー」っていう更に上の状態を表す言葉についてはマジで使わんって岡山県出身の方から聞いたことがありますが…。まあいいか…。)

 

(3)京都限定 はんなり抹茶きなこフラペチーノ

3つめは京都府限定です。

京都府福知山市TSUTAYA福知山店で頂きました。

 

まず第一印象としては、きなことフラペチーノって相性いいのか?というものでした。おそらくいいだろうけど、全く想像がつかなかったので、頼んでみたときにワクワクしました。


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そして飲んでみたら、抹茶の風味が一気に広がり、更にきなこも絶妙に絡みました。

いや、これはマジで美味い!今まで飲んだフラペチーノで最もおいしいと思いました。

きなことの相性もばっちりでした!きなこのほんのりした甘みと抹茶の苦みとクリームの甘みのトリプルパンチでした。それでいて、ゴテゴテに甘いわけではなく、抹茶の苦みがうまく中和していて、全くくどく感じませんでした。これは全都道府県民がぜひ味わってほしい味ですし、ずっと京都府の店舗限定で置いてほしいと思いました。

(そういえば、京都府のスタバってほとんど京都市に集中してました。京都府北部は福知山市にしかなかったので、京都市より福知山市が近い私にとってはこっちの方が行きやすかったです)

 

(4)兵庫限定 大人のばりチョコはいっとうクリーミーフラペチーノ

最後は兵庫県限定です。

これは兵庫県加西市にあるイオンモール加西北条店で頂きました。



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第一印象はとにかくチョコとクリームの相性抜群でした。チョコの苦みとクリームの甘みがうまくマッチしていました。なんとなく味は想像していましたが、想像通りの味でした。これだけは頼む前からなんとなく美味しいやつだと確信していました。

 

これはなかなか美味しかったので、2回頼みました。

(因みに、この兵庫限定は以前2019年に出したことがあり、今回の地域限定フラペチーノで復刻しました。どっかで飲んだなと思っていましたが、恐らくその時に頼んだものだと思います)

 

以上、4つ紹介しました。

 

実はこれ以外にも行きたいところは沢山ありました。例えば宮城県香川県限定は機会があれば行きたかったのですが、コロナ禍の影響もあってそこまでは足を運ぶことが出来ませんでした。

 

各地をよく旅行している身としては、なかなか面白い試みだったと思います。

なので、コロナ禍がもっと収まってきましたら、ぜひまた47JIMOTOフラペチーノはしていただきたいと思います。

 

今回はここまでにします。最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の投稿でお会いしましょう~。

丹波の隠れ観光スポット・柏原の紹介


皆さんこんにちは!タマスラです。

 

今回は、隠れた観光スポット紹介ということで、丹波地方にある柏原という街を紹介したいと思います。

 

柏原は、兵庫県丹波市の街のひとつで兵庫県の中部に位置しています。2005年に合併して現在は丹波市の一部となりました。人口は市制に移行するまでは15000人ほどであり、こじんまりとした街です。

 

場所的には大阪駅から特急で1時間半かかります。少しベッドタウンというには遠いくらいのところにはなりますが、お出かけと言うにはちょうどいい距離感の街です。

 

 

柏原町の街の景色はご覧の通りです。少し小京都っぽいなという印象があります。それもそのはずで、柏原町は柏原藩という藩であった歴史があり、街自体は城下町になっています。


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また、それだけではなく、明治時代に建てられた洋館もあるのが特徴的です。

この建物はたんば黎明館という名前で郷土資料館となっており、柏原町の歴史を学ぶことができます。また、休憩コーナーもあるので、街散策で疲れたとなれば休むこともできます。


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一言で言うと、柏原町は和洋折衷の街といった感じです。

 

ちなみに柏原町の中心駅である柏原駅の駅舎はこのとおり。街の雰囲気に合わせた古めかしい駅舎が特徴的です。

 


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この駅には特急こうのとりやきのさきといった特急列車が全て止まります。丹波市には数多くの停車駅がありますが、特急列車が全て止まる駅はここ柏原駅のみとなっています。柏原駅から丹波市の中心地の氷上町までのバスが運行されていますが、氷上町には中心となる駅がないため、実質柏原駅丹波市の中心駅となります。

 

駅からすぐ出たところに柏原の街並みが広がっていますので、公共交通機関で訪れる人にとってはアクセス抜群だと思います。また車で訪れる場合ですが、街の中は道が大変狭いため、柏原駅近くの駐車場に止めてから歩いて散策することを勧めます。

 

この時訪れたのは冬の時期だったのですが、秋になると紅葉が大変綺麗なことでも有名です。そのため、秋の時期には隣街の丹波篠山とともに柏原の街も訪れてみてほしいと思います。

 

今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回の投稿でもお会いしましょう〜。

 

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古都・京都だけじゃない!知られざる京都府北部の魅力について


みなさんこんにちは!タマスラです!

 

久しぶりの投稿です…。あまりにも久しぶりすぎて、ログインに10分くらい時間がかかりました(笑)。もう書きたくてうずうずしているので、張り切って書きたいと思います。

 

今回のテーマは京都府北部についてです。

 

皆さんが京都府と聞いて思い浮かべるものは何でしょうか?清水寺鹿苑寺金閣平等院鳳凰堂、他etc。皆さんが京都府と聞くと、多くの方が寺社を思い浮かべることでしょう。

まさに世界に誇るべき古都・京都こそが京都府のイメージでしょう。しかし、今回私はそこにスポットライトを当てません。もはや有名すぎてかすんでいるんじゃないかと思いますが、京都府の北部についても負けてはいません。

 

京都を語るフレーズに古都・京都がありますが、京都府北部については「海の京都」という言葉が似合います。


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海の京都?なんすか海の京都って?(ひ〇ゆき風に)と思うかもしれませんが、実は京都府の北部は日本海に面しており、海の幸が有名です。また、舞鶴市からは北海道小樽市へと向かうフェリーが運航されており、古くから海外との貿易が盛んであったことから、日本海側から関西方面への玄関口としての役割を果たしています。

更には、鳥取県島根県兵庫県北部と共に山陰地方というくくりにされることがあります。その中でも山陰ジオパークという世にも珍しい地形がみられる地域があり、鳥取県岩美町、鳥取市北部、兵庫県新温泉町香美町豊岡市と共に京都府京丹後市が含まれています。

 

そんな京都府北部ですが、特に有名な観光地を紹介したいと思います。

それは、天橋立です。

天橋立は、日本三景の一つとされています。(残り二つは広島県安芸の宮島宮城県の松島)古来より和歌で詠まれることも多く、百人一首で「大江山 いくのの道も 遠ければ まだふみも見ず 天橋立」という歌を聞いたことがある方もいるでしょう。今回私は京都丹後鉄道という鉄道を利用し、福知山駅から天橋立駅まで乗車しましたが、ちょうど大江山の山越え区間は通過するまでだいぶ長かった印象を受けました。ちなみに大江山という山ですが、大江山という山の名前はなく、付近の山を総称して大江山と呼んでいるのだそうです。なので大江山連峰というのが正しい言い方になると思います。(私がたまたま乗車した京都丹後鉄道の中でそのような解説がありました)

 

天橋立は以下のとおりとなります。写真は傘松公園という展望台から撮ったもので、股の下から天橋立を覗くというスポットもここにあります。



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天橋立はさすが日本三景に選ばれている観光地ということもあって、付近はお土産物屋さんが多く立ち並んでいたり、時間指定がなくいつでも利用できるフェリーが用意されていたりと、充実した観光地という印象を受けました。


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また、傘松公園から更に上へあがると、西国三十三か所の一つである成相寺という寺もあります。


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ここの名物はなんといっても五重塔でしょう。成相寺に入った瞬間、五重塔が最初にお出迎えをしてくれます。


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山の上にある寺にはなりますが、傘松公園からは20分に一本のペースでバスが運行されています。運賃は入山料込みで大人1,120円です。ちょっとお高いですが、傘松公園から成相寺まではかなり勾配がありますので、体力に自信のない方(まさに自分(笑))は利用された方がいいと思います。

 

京都府北部の観光地の例として今回は天橋立を挙げましたが、他にも舞鶴の赤レンガ倉庫、伊根の舟屋、福知山の福知山城などがありますが、たくさんありすぎるので今回は最も有名であろう観光地を取り上げました。

 

みなさんももしお時間がありましたら、京都府北部の方にはぜひ足を運んでいただいて、「海の京都」の魅力を感じていただいたらと思います。

 

今回はここまでにします。

特急にちりん乗車記

皆さんこんにちは!タマスラです。

 

二本連続投稿ということで張り切って書いていきたいところです!(ちなみに謎にハイテンションで書いています。もしかしたら後で恥ずかしすぎて消す可能性がありますが、気にしないでください…)

 

今回は、私がおよそ2年前に乗車した特急にちりんという列車について紹介していきたいと思います。

 

特急にちりんは、宮崎県の宮崎空港駅大分県大分駅を結ぶ特急列車です。また、一日に一往復、特急にちりんシーガイアという列車もありますが、そちらについては宮崎空港駅と福岡県の博多駅を結ぶ列車です。ちなみに、にちりんシーガイアについては定期の特急列車の中では日本で最も長い距離を走る列車であり、なんと所要時間が5時間45分です。宮崎駅から乗車でお急ぎの方であれば、宮崎駅から鹿児島中央駅まで特急きりしまという列車に乗り、鹿児島中央駅から博多駅まで新幹線に乗る方が早いです。ゆっくり電車に揺られて旅したい方であればおすすめです。

 

余談はここまでにして…。特急にちりんについてですが、途中で宮崎県の主要都市である宮崎や日向、延岡と、大分県の主要都市である佐伯や臼杵と言った街の主要駅に停まります。日豊本線という路線を走りますが、東九州の主要駅に停まるため、特急にちりんについては東九州の方にとって重要な列車になると思います。

(下の写真は途中停車駅の臼杵駅です。好きをハートマークにした駅名看板ですが、最初見た時思わず2度見して、すぐに写真に収めました)


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用いられている車両は以下のもので、主に787系車両が使われております。

恐らく九州を鉄道で旅したことがある方であれば、よく見た車両だと思います。


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内装は以下のとおりとなっています。普通車自由席に乗りましたが、特に苦痛に感じることなく乗車できました。


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因みに、この特急にちりんについては「宗太郎越え」という有名な山越え区間を走ります。

それは宮崎県延岡市延岡駅から大分県佐伯市佐伯駅の移動の時に途中で通ります。

 

じつはこの区間、なんと1時間ノンストップで走ります。そんなにかかるの…と、最初乗ったときはぞっとしましたが、たまたまこ区間に乗ったときはゆっくり寝ていたので、あまり苦痛に感じませんでした(笑)。

 

もちろんこの間にも途中通過駅はいくつかあります。宗太郎というのは、この途中通過駅の一つである駅名です。ちなみにこの途中通過駅こそ、日本有数の秘境駅でもあります。

 

というのも、佐伯ー延岡間については日豊本線の中でも需要が特に少ない区間であるため、普通の各駅停車がなんと1日に朝と夕方の2本しか走っていないのです。そのため、一度降りたら、最悪そこで一夜を明かさなければならないこともあります。

用いられている列車については、なんと先ほど紹介した車両になります。各駅停車なのに特急車両が使われているとは、なんともシュールなものです。もし、秘境駅探訪が好きな方は、この区間を各駅停車で乗車して挑戦してみてはいかがかと思います(笑)。

 

今回はここまでにします。コロナが落ち着いたら、また東九州に行ってみたいですね。

ローカル線レビュー①豪華すぎるローカル線!若桜鉄道に乗ってきた


皆さんこんにちは!タマスラです。

 

久しぶりの投稿になりますが、今回はこの前乗車したローカル線の紹介をしていきたいと思います。

 

今回紹介するのは、鳥取県東部にある若桜鉄道です。


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若桜鉄道は八頭町にある郡家駅若桜町にある若桜駅とを結ぶ私鉄路線です。所要時間はおよそ30分ほどで、本数が1時間に1本しかないまさに典型的なローカル線ですが、付近の高校生が通学のため乗車したり車を持っていない方が移動手段として使ったりするため、沿線民からは一定の需要がある鉄道路線です。

 

この若桜鉄道ですが、まず私が乗車したときに感じたのは、本当にローカル線ですか?と聞きたくなるくらい、列車の外観と内装が立派なものでした。観光列車に乗ったのかなと勘違いし、追加料金の有無を確認したほどです(笑)。

 

郡家駅から若桜駅間を乗車し、料金は440円でした。営業距離が19.2キロなため、若干運賃は高いという印象を受けましたが、列車に乗ったときの快適さと内装の立派さを考慮に入れたら十分すぎるものでした。

なんと、各ボックス席に机があります!なので、乗車中に勉強したり、突っ伏して寝たりと言ったことも可能なのです(笑)。


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また、若桜鉄道郡家駅から因美線に乗り入れる便があり、定期的に若桜駅から鳥取駅までの直通運転がされております。そのため、通勤や通学で鳥取市へ向かう方にとっても便利なものとなっております。

 

終点の若桜駅で降りましたが、駅舎はなかなか立派なものでした。以下のとおり。


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木造りの駅舎で、中もアンティークな雰囲気のあるものでオシャレでした。中には図書コーナーや喫茶、休憩コーナーがありました。本数が少なく待ち時間が長いことがありますが、駅舎の中が快適すぎるため、待ち時間もそんなに苦痛に感じることはないかと思います。


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この鉄道については因美線内にある郡家駅から出ていますが、郡家駅については、関西方面から来る特急スーパーはくとや岡山から来る特急スーパーいなばが全列車停まるため、乗り換えてふらっと乗ってみようかなといったことが気軽にできると思います。

 

もし、ローカル線に乗ってどっかに行ってみたいということであれば、私は断然この若桜鉄道をすすめます。皆さんもお時間がありましたら、ぜひ乗車してみてはいかがでしょうか?

ゆるっと駅紹介④ JR金沢駅

皆さんこんにちは!タマスラです。

 

今回は私の好きな駅の一つである石川県金沢市にある金沢駅について紹介していきたいと思います。


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金沢駅は石川県の県庁所在地である金沢市の代表駅です。

2015年3月には、長野ー金沢間で北陸新幹線が開業したことで、現在、北陸新幹線の終点駅となりました。

今後は、北陸新幹線新大阪駅まで延伸され、2022年度の末には金沢ー敦賀間が開業される予定となっております。関西地方からの移動の所要時間が短縮され、今後首都圏だけでなく、関西圏とのアクセスも向上していくと期待されている駅です。

 

駅舎については私の最も好きなものの一つです。特徴的なのは、兼六園口から出たとこにあるこの鼓門です。


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金沢駅、というより金沢市の新たなシンボルです。

私自身2回金沢市を訪れたことがありますが、この鼓門を見るたびに金沢にやってきたんだなと感慨深く思います。

駅舎についてはアメリカのTravel+Leisureで世界で最もきれいな駅舎の一つに選定されました。駅舎は下の写真のとおりですが、確かにその通りでした。


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これは他の北陸地方ターミナル駅富山駅福井駅)にも当てはまりますが、駅周辺はゴミがあまり落ちておらず、着いたときに清々しい気持ちで降り立つことが出来ます。

また、北陸地方のその他の主要駅の駅舎についても人口の割に都会的な見た目をしていたり、ホームが高架化されていたりと、その街の顔としては街のイメージアップにつながるという感じがしました。(下の画像は富山駅)


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そして金沢駅で降りてから金沢市の観光をする際ですが、金沢駅周辺から街の中心部(香林坊や片町など)までは歩くには距離あります。

しかし金沢には金沢市内を蜘蛛の巣のように路線が張り巡らされている北鉄バスというものがあります。利便性でいえば、お隣の富山県富山市路面電車に負けず劣らずの高いもので、この街についてはコンパクトシティ化に成功しているのではないかと思います。

本数についても多く、まさに金沢市は観光客に優しい観光都市というのが私が受けた印象です。

 

北陸新幹線開業に合わせて、金沢駅をはじめとして北陸地方の駅は変容を遂げております。金沢をはじめとして北陸地方は今後、経済発展が期待されると思いますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?