路面電車王国・広島にある地下鉄に乗ってきた
広島で鉄道といえば路面電車。
おそらく中学の社会科で習うであろう周知の事実。
そう。広島といえば、全国でも屈指の路面電車が街中に走りまくっている、いわば路面電車王国です。皆さんが広島を観光する際、絶対目にすることでしょう。
路面電車は読んで字のごとく道路の上を走る電車です。当然のごとく路面電車に乗車するため、私は広島の街を訪れました。
ここまで路面電車が走っていたら地下鉄なんか入る余地ないでしょwww
そう思いながら、私は広島市の中心部である紙屋町のあたりを歩いていました。
すると、何と、そこには私の想像もしていない光景が!(キャー!)
皆さんこんにちは。挨拶が遅れましたね。タマスラです。
下らん茶番にお付き合いいただきありがとうございます。
ということで今回はタイトルにもある通り、路面電車が多く走る街・広島にある地下鉄に乗ってきたということで書いていきます。
今回私が乗車した地下鉄は、アストラムラインというものです。路線図が特徴的ですね…。思わず撮っちゃいました。
アストラムラインとは広島市中区の本通駅から安佐南区にある広域公園前駅までを結ぶ路線です。運営開始されたのは1994年のことで、比較的新しい広島市内を走る交通システムです。
また、沿線には広島修道大学や広島市立大学といった大学や、野球の強豪・広陵高校など教育・研究施設が多く、学生の方が通学でよく用いられているのが特徴です。
このアストラムラインですが、特徴的なのは路面を走っていない点です。新白島駅から広域公園前駅は地上を走行しますが、モノレールのように高架化した路線を走ります。また、路線とは言いましたが、走るのは線路上ではなく、AGTという鉄道でゴムタイヤで走行します。ほかに全国でこのような例であれば、札幌市営地下鉄がありますが、日本国内では珍しいものです。そのため、線路上を走る従来の鉄道に比べて、揺れをあんまり感じにくいものでした。
さて、肝心の地下鉄については、始点である本通駅から新白島駅の間です。距離にすると1.7kmと、地下鉄と呼ぶにはいささか距離の短いものになります。仙台市の仙台市地下鉄や札幌市の札幌市営地下鉄と比べると、規模が小さいため、ちょっと地下鉄とは呼びにくい感じはしますが、地下を走る鉄道すべてを地下鉄とするならば、このアストラムラインも地下鉄と言えるかもしれません。
こちらは本通駅の地下改札。これだけ見ると立派な地下鉄駅に見えます。
私が降りたのは新白島駅より一駅先の白島駅です。今回は地下駅と地上駅の比較するため、新白島駅ではなく白島駅で降りました。
これだけ見ると大阪にある大阪モノレールを彷彿とさせます。
結論。アストラムラインはモノレールと地下鉄が融合された路線。
なかなかに興味深いものでした。
ちなみに、アストラムラインについて、途中の新白島駅については、JRの駅でもあります。広島市の中心駅といえば広島駅ではありますが、広島の中心部・八丁堀や紙屋町からは離れています。道路上を走るため、広島駅から乗り換えで中心部まで向かうと時間がかかるリスクがあります。
アストラムラインは地下や高架化された路線を走るため、混雑を気にせず走るのが特徴的です。つまり、広島の住宅街が多くある五日市、横川といった地域や可部線という路線の沿線民からすると新白島駅から乗り換える方が広島中心部に早く着くことができるのです。
今回乗車したのはラッシュ時ではなかったのですが、ラッシュ時はとてつもなく混むようです。乗るのはちょっと…ではありますが。。。(ラッシュ時の本数については3分に一本間隔で来るようです。山手線かよ)
今回は広島を走る地下鉄・アストラムラインについて紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
あ、おい待てい。肝心の広島の路面電車の紹介忘れてるゾ。
という声が聞こえてきそうですが、当然のごとく路面電車には乗車しています。実は私がこの時広島を訪れたのはもう一つ目的があったのです。
それは、新しくなった広島電鉄・宮島口駅を訪れることです。
あ、なんか眠くなったのでここまで!(笑)
次回は新しくなった広電宮島口駅ということで書きたいと思います。